・Kindle出版方法と禁止事項

出版時、Amazonの審査があります。

最大72時間かかる場合があると言われていますが、早ければ5時間ほどでAmazonに並ぶようです。

せっかく入力した内容が消えてしまわないように、こまめに保存しましょう。

Kindle出版方法

1.事前準備

好きなKindleペンネームで、匿名で出版することが可能です。
同姓同名がいないか、調べましょう。
また、出版後の「タイトル」「著者名」は後から変更できません。ペンネームはよく考えてつけましょう。

また、本の内容紹介、7つの検索キーワード、カテゴリーを2つ以上、事前に考えておくと登録がスムーズです。

2.「詳細」「コンテンツ」「販売価格」の3項目を登録する

①Kindleの詳細設定について

・言語:日本語
・本のタイトル:後から修正できません!
⇒カタカナやローマ字の部分は、記号が入れられません。Google翻訳を使うと便利です。
・シリーズ:シリーズ化する場合は記入する
・版:今後、改定した場合
・著者:ペンネームでもOK、後から修正できません!
⇒著者名のローマ字は半角です
・著者等:本の制作に携わった人を記入できます(共著者名、編集者、イラストレー
ターなど)
・内容紹介:事前に考えておいたもの
・出版に関して必要な権利:「私は著作権者であり、出版に関して必要な権利を保有
しています。」にチェックを入れないと、著作権を放棄したことになってしまうので
注意!
・キーワード:最大で7つのキーワードを入力できます
・カテゴリー:小さなカテゴリーを選ぶ
・年齢と学年の範囲

 

②Kindle本のコンテンツ設定について

・DRM(デジタル著作権管理):後から修正できません!電子書籍の不正利用を防ぐ
ための技術のことで、第三者にコピーされないよう、設定するのがオススメ
・【横書き】【縦書き】
・原稿:ライブドアブログでの書き出し段階では、表紙を入れずにEPUB形式で原稿を作成し、ここにアップロードします
・Kindle本の表紙:正確なサイズで作成します
・Kindle本のプレビュー:表示がズレていないか、本文のリンクがきちんと設定でき
ているか、✅のような記号が反映されているか(ケータイの絵文字は表示されないこ
とが多い)など、必ず確認する。
・Kindle電子書籍ISBN:商業出版されていない方は不要です

 

③Kindle本の価格設定について

・KDPセレクトへの登録:無料キャンペーンや読み放題への登録を行いたい場合は登
録が必要。
・出版地域:すべての地域
・主なマーケットプレイス:Amazon.co.jp(日本はこちらになります)
・ロイヤリティと価格設定:70%のロイヤリティを得たい場合は、価格を250〜1250
円の間にする。
・Amazon.co.jpに、日本で販売したい価格を入力すると、その他海外のマーケット分
は自動入力される
・本のレンタル:ロイヤリティが35%の場合はチェックを外すことができます
・Kindle本を出版

Kindle出版の禁止事項

これらは、印税を稼ぐ為の苦肉の策
Amazon側から見たら、愚行と言えます
Kindle出版に限らず正攻法で取り組もう
信頼が地に落ちた結果、必ずどこかで痛い目を見ることにならないために……

レビュー取引や、相互レビューを促す行為

レビューに便宜を図ってもらってはいけません!
レビューを書いてくれた人にプレゼントはNG
悪気がない場合でも、アカウント停止の恐れがあります
詳細はKDP公式ページを参照

 

書籍タイトルにNGワードを記載、A+で使用する行為

書籍のタイトルに「ベストセラー」や「無料」はNG
詳細はKDP公式ページを参照

NGワード自体は非公開
掲載後であっても予告なく削除されます

 

KDPセレクト規約違反

Amazon専売となるため、ブログの同じ文章は消すこと
自分の講座の特典で、電子書籍プレゼントNG(無料含む)
KDPセレクトは1冊ずつ設定可能
KDP セレクト

 

テキスト文を固定レイアウトで出版する行為

アップロード時、リフロー型に修正するよう警告が出ます

リフロー型
テキスト(文字)が主体で、フォントサイズの変更ができる、流動的な表示形式

固定レイアウト
画集や写真集、子供の絵本のような、ページ全体の配置がが画像などで固定された形式